【株式投資】損切規則 再設定
(1)過去の損切規則:2021年1/26~2/1
・75日移動平均線を下回った時点で売り
これは初めて読んだ株の書籍、
世界一やさしい株の教科書1年生(著者:ジョンシュウギョウ)
推奨されていた損切ラインの設定方法です。
基本的に株価が75日移動平均線を
下から上に抜けるタイミングで買付を行い、
あとは75日移動平均線に合わせて損切ラインも上げていく方式です。
確かに、この手法であれば大きく損失する可能性は最小です。
(ギャップダウンや買付後の売却注文までの間に大幅値下げは対応不可)
但し、この手法の問題点
というか私が不便に感じただけではあるのですが
グランビルの法則に則った
第二、第三フェーズで買付を行ったとき
75日移動平均線と買付値の乖離が大きすぎて
最悪のケースで大きく損失が発生してしまうと感じました。
そこで、2月上旬~2月下旬の本日にかけて
自分ルールの損切ラインに変更を行いました。
(2)現在の損切規則:2021年2/2~2/23
・買付以降、実像の最高値から-5%に達した時点で売り
最悪のケースで、
買付直後から値下がった場合でも5%で損切が可能です。
また、値上がると踏んで買った株が
5%値上げた後であれば、後はどのタイミングの売りになったとしても
損失にはなりません。
先述した、買付価格と75日移動平均線の乖離が大きいケースでも
安心して取引出来るかなとこのルールに決めました。
なるほど確かに。
このルールに変更することで、
移動平均線と乖離のある株でも
手を出しやすくはなりました。
しかし同時に、新たに下記問題点が発生しました。
① 明らかな上昇トレンド(自分基準)と判断しているにも関わらず、
調整盤面で売られて(売って)しまう
② もみ合い(上昇トレンドでも下降トレンドでもない)状態に入ると
機械的に取引を行う場合、株を手放すタイミングが掴めず機会損失につながる
項①に関しては、調整後
また値上がるだろうなと踏んでいる株に関しても
半端な位置で売りが入ってしまいます。
以前の実録記事でも述べた通り
短期的な上昇トレンドとして
見切りをつけるには遅すぎ(利益を確保し辛い)
長期的な上昇トレンドに乗るには
損切が早すぎて乗り切れない(調整盤面で売られてしまう)
そんな印象でした。
局面を考えない、この一律のルールは
非常にシンプルなので守りやすくはありますが
やはり今一つといった結論です。
「上昇トレンドだと判断しているのであれば売らなければ良い」
私もまったくもってその通りではあると思いますが、
それ以上に損切を機械的に判断できるようルール付けしておかないと
万一上昇トレンド読みを外した場合
一度捻じ曲げた、例外を作った(上昇トレンドだから売らない)曖昧なルールのもと
ずるずると値下がり塩漬け株としてしまう未来が見えるので
自分で定めた損切ルールを守ることは必須だと思います。
(3)明日以降の損切規則:2021年2/24~
項(1)、(2)を経て
下記規則の元損切ラインを設定することにしました。
1.上昇トレンドラインを引く
2.最終営業日に縦線を引く
3.トレンドラインと営業日縦線の
接点となる金額を確認
4.確認した金額-1%(~3%で悩み中)に
達した時点で売り
この設定手順のメリットは
・75日移動平均線と乖離した位置での買付にも対応可能
・上昇トレンドラインを明確に割るまで売却されない
・日々損切ラインが必ず切りあがるため、機会損失を回避し易い
(持ち合いになり値動きしない株を持ち続ける状況にならない)
デメリットとしては
・買付値とトレンドラインが乖離している場合、
75日移動平均線の損切ルール同様、大きく損失が発生する。
但し、75日移動平均線と違い
(上昇トレンドの銘柄を買い付ける限り)
必ず損切ラインは切りあがるため
比較的少ない損失で抑えることが可能と考えます。
今の私なりのファイナルアンサーです。
サンプル
白の斜線が上昇トレンドライン
最終営業日縦線との接点は約258円
258×0.99 ≒ 255
翌営業日の損切ラインを255円に設定。
さて、この設定でどうなるか。
それでは本日はここまで。
今後ともよしなに。